7/04/2009

本読んだ

植物図鑑植物図鑑
(2009/07/01)
有川 浩

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二三文で紹介すると
ある日家の前に落ちていた男イツキそして、その男をハウスキープを条件に拾ったさやか。イツキは、野草にとても詳しく、食卓を野草で彩る。そして、二人でその野草を週末に散歩がてら摘みに行くことが習慣となり、お互い惹かれあっていく。
しかし、イツキには放浪している理由があり、そのことは秘密にしていた。そしてイツキは荷物をまとめ、手紙をおいてさやかの元出て行ってしまう。
いまどきのラノベ風にいうと
さまざまな野草を食べる能力を持つ男の子が、一人暮らしの女の子の家に転がり込んできて一緒に暮らす話。
もう、毎回食事のシーンが美味そうで深夜に読むのはおなかが減って大変だった。
作品に出てくる大方の植物は、表裏 表紙あけたところにカラー写真で載っているので、どういうものかをたやすく想像できてよかった。
まあ展開的には、良くある感じなのかな。ふわふわした感じで、日常が描かれていた。
もうちょっと、野草に絡めた話の展開がほしいところだったと思う。これじゃただ、恋愛してるカップルが野草食ってるだけの話になってる気がする。
これを読み終わって作者が、図書館戦争の著者であることを知る。
文体はとても読みやすかった。

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